MetallicaのBlack Albumがリマスターされる！
#メタリカ 『メタリカ』（通称“ブラック・アルバム”）30周年を記念して
— 洋楽Rock & Legends | Universal Music Japan (@UNIVERSAL_USMI) 2021年6月22日
9月10日にリマスター・デラックス・ボックス・セットがリリース決定！
トレーラー映像はこちら▶️https://t.co/9TS5vPp4ae
🎧https://t.co/sAtkUGLlJ9 pic.twitter.com/e0BQlUWGoU
2021/06/22、Metallicaの5作目となるアルバムMetallica（通称『Black Album』）の30周年記念版がリリースされることが発表された。あと、同アルバムの様々なアーティストによるカバーアルバムも。
デラックス・ボックス・セットの概要
今回も前回のリマスター、Metal Justiceと同じく巨大なボックス・セットがリリースされる。
内容としては；
- 6枚のレコード（リマスターアルバム2枚組、ピクチャーディスク1枚、ライブ盤3枚）
- 14枚のCD（リマスターアルバム、ライブ音源、デモ、ラフ・ミックス、インタヴュー）
- 6枚のDVD（ライブ、アウトテイク、舞台裏、公式MV）
- 120ページの本、雑誌表紙リトグラフ3枚、ツアーラミネート4枚、ストラップ、歌詞シート入りフォルダー、ギターピック3枚
- （国内版のみ）伊藤政則／英文ライナー翻訳、歌詞対訳付
ピクチャーディスクは写真を見る限りSad Bad Trueが収録されてるっぽい？そして写真を見たとき一番気になった雑誌っぽいやつ（公式写真左下）はどうやら表紙のリトグラフっぽい。この雑誌はRIP MagazineとKERRANG!。
昔の雑誌を読むの好きだからMetallicaのインタヴューだけでも読めるのかと思ってたけど、表紙だけだったからちょっと残念。
The Metalica Black List
めちゃくちゃたくさんのアーティストが参加するカバー集。その数なんと53組！この53組がBlack Albumの曲のみカバーするからすごい。
CDにして4枚組そしてレコードにして7枚！
様々なジャンルのアーティストが参加している。
個人的にはThe Huのカバーが気になる。Mac Demarcoも。
Weezerの新曲！！（Tell Me What You Want）和訳＆感想
Weezerが新曲を出した！
この曲は同時期に発売したゲーム『Wave Break』のサントラの一曲として公開された。
このゲームはボートでトリックを決めるゲームらしい。
また、この曲は100％stream safeらしく、ゲームを配信プレイしてこの曲がかかっても怒られないということなのだろうか？
和訳
This is a message that my manager wouldn't approve
このメッセージはマネージャーはよく思わないだろうな
After this song, he'll have a lot of cleaning up to do
この曲の後、彼は火消しが大変だろうな
Don't be influenced by an office full of dorks
間抜けだらけのオフィスに影響されるなよ
I won't mention any names...Pitchfork
誰とは言わないけど…Pitchfork
Tell me what you want
何が欲しいか教えてくれよ
I'm gonna get right on it
そしたらそれをちゃんとやるから
Tell me what you want
何をして欲しいか教えてくれ
I'll write it down in my notebook...duly noted!
そしたら俺はノートに書いとくよ、充分注意するよ！
Tell me what you want
何が望みか教えて
If it's gonna make you happy
それがお前を喜ばすなら
I'll give you my guitar
ギターをやるよ、
Show me all your hot licks
かっこいいリックを俺に見せてくれ
Damn that's cool
ワオ、かっこいいな
I need a tastemaker to tell me which way to go
流行りの仕掛け人にどっちに行くべきか聞かないとな
So I can play the halftime show at the super bowl
スーパーボウルのハーフタイムショーで演奏できるように
Everyone's entitled to their own opinions
誰でも自分の意見を受け入れる権利がある
Here's your big chance yeah you got the next 3 seconds
ほら、お前に大きなチャンスが、次の３秒間はお前のものだ
Say baby, tell me, are we almost there
ほら教えてご覧、もう俺たちはつくのかい？
Say baby, should I bleach my hair?
ねえ教えてご覧、俺は髪を脱色するべきか？
感想
個人的にこの曲は尖った感じを演出したい感をすごい強く感じた。歌詞も皮肉混じり。音楽批評家を相手取って軽くこづく感じ。ミュージシャンとして色々言われる（批評される）苦悩を歌った歌なのかな？
ちょっと個人的に歌詞が痛々しい感じもしたけど、Van Weezerの一環と考えれば、まあ…
曲自体は悪くない。昔のWeezerっぽさ？ロックな感じがイイ。
歌い出しが、「このメッセージはマネージャーはよく思わないだろうな。この曲の後、彼は火消しが大変だろうな」で始まる。だいぶ尖ってる。
そして「間抜けだらけのオフィスに影響されるなよ。誰とは言わないけど…Pitchfork」だいぶ攻撃的な歌詞。ちなみにPitchforkとはアメリカの音楽メディアのこと。
All Things Must Pass50周年記念版の詳細が色々出てきた【予約情報】
昨日の発表から一晩。
日本各所でも予約が開始してるっぽい。
-
ユニバーサル・ミュージック（ウーバー・デラックス、カラーVer限定発売）
めちゃ見づらいけど
https://www.amazon.co.jp/dp/B096TTSPG4/ref=cm_sw_r_tw_dp_5RBCS693Z2AM1VVWTSFJ
これも見づらいけど…
一番高いウーバー・デラックス・ボックスセット、カラー仕様の3枚組レコードはユニバーサル・ミュージックストア限定。
そして各輸入盤もユニバーサル・ミュージック限定っぽい。（2021/06/11時点では）
ちなみに一番高いウーバー・デラックス・ボックスセットに関しては昨日書いたブログがあるよ。（中身とか）
また2021/06/11時点ではディスクユニオンでの予約は開始してない。
ディスクユニオンでの予約も開始しました！！
George HarrisonのAll Things Must Passの50周年版が出るぞ！！！！！！
すげーーーーーーーーーーーー！！！
とにかくすごい。この記念版は最近個人的に見た記念版の中では最も高価で豪華だ。
めちゃくちゃ欲しい。ほんとに欲しい。
けど…
めちゃたけーーーーーーーー！！！！
絶対買える気しねーーーーーー！！！
アメリカでほぼ1000ドルって、おそらくこっちに持ってきたらもう倍ぐらいになっちゃうんじゃない？？ちなみに2番目の8枚組（これはこれですごい豪華！）はアメリカ版サイトで$199.98、大体2万ちょい、だけどタワレコで買おうとすると3万５千円もする。
（まあ、英語でいろいろ住所とか入力したり、それがあってるかドキドキしたりする必要がない分いいんだけど）
だから、一番高いセットはもはや20万円ぐらいになっちゃうんじゃないかな〜〜〜だったら絶対に買えないな〜〜〜〜〜〜
（2021/06/11追記：ウーバー・デラックス・ボックスセットの予約がユニバーサル・ミュージック・ストアで開始しました。12万5千円だって。思ったより値段上がんなかったね）
セット内容（自分が分かってる限り）
- 木製の箱
- 未公開写真盛りだくさんの96ページスクラップブック
- このアルバムに関するインタビューや歴史の44ページもある本
- フライアー・パーク（ジョージ・ハリソン邸宅）の伐採されたオークの木で作られた木製の栞（本当に？すごくない？）
- 1/6スケールのジョージとノームのフィギュア
- Klaus Voorman氏による限定イラスト（リボルバーのジャケットイラストを担当した画家兼音楽家の方）
- ヨーガ指導者であるパラマハンサ・ヨガナンダ氏による『Light from the Great Ones』一冊（なんかよくわかんないけどジョージっぽい。難しそうな本。スティーブ・ジョブスとかの座右の名の書になってる本とか書いてる人らしい）
- ルドラークシャ（和名：インドジュズノキ）で作られた数珠とそれを入れる箱
- 当時のレコードについてたポスター（レプリカ）
- 70曲の音源、内47のデモ、ジャムセッション、この中の42曲は未発表
- ブルーレイ・ディスク。5.2サラウンド。Dolby Atmos MIX。
追記：公式サイトにちゃんとした説明ありました。（公式サイトの下の方）
こうしてまとめると異色なグッズが多いね。特に７の本とか全然わかんない。結構有名な方らしいんだけど初めて知った。この本はおそらく最初の写真の数珠の左斜め上にあるちっちゃい本のことだと思う。これパラマハンサ・ヨガナンダさんの団体の公式サイトで$1で買える。
https://bookstore.yogananda-srf.org/product/light-from-the-great-ones/
数珠とか結構ジョージの宗教観を見れるね。アルバム自体神への愛とポールへの悪口でできてるぐらいだからね。
あとなんかジョージの家の木で作られた栞とか本当なの？って思っちゃう。なんか信じられない。すごすぎてね。
あー欲しい。
けど結局これの一個下？の8枚組レコードを買おうと思う。急にお金入ったらこの一番いいのに挑戦してみたい。
（2021/06/11追記：ジョージの息子、ダー二・ハリスンの公式ツイッターでウーバー・デラックス・ボックスセットの実物？と思われる写真が投稿されました
Multi functional, quite comfortable, victorian-esque, big wooden chest.
— Dhani Harrison (@DhaniHarrison) 2021年6月10日
‘’All Things Must Pass’ 50th is here. pic.twitter.com/WARVUSNToe
めちゃデカくない？）
Kid AとAmnesiacの記念盤が出るっぽいって話
だいぶ前の話題だけど…
Kid AとAmnesiacの記念版が出るのでは？となるような意味深な映像がRadioheadのライブ配信の前に公開された。（今は公式で見ることができない）
↑これは非公式でのライブ前動画のアップロード
これはKid AとAmnesiac両方の記念盤が出るのか、それともこの時期の音源を祝うニコイチとして出るのかな？動画ではテープで2枚のアルバムをくっつけてたけど。
OKNOTOKみたいに豪華なボックスセットで出るのかな。そうしたら2枚それぞれででたら出費がえらいことになりそうだけど。
この記念盤出るまでKid AとAmiesiacを聴くの我慢しようと思う。つまりこれがリリースされなかったら一生Kid AとAmnesiacを聴くことができないということになるのだ。
そういえばRadioheadは4月1日に公式TikTokを始動させたけど、いまだに週一ぐらいのペースで色々投稿してる。（個人的にはエイプリルフールの一回限りのネタだと思ってた）このアカウントはこの記念盤告知のためにあるアカウントなのかな？もしくはきたる10枚目のアルバムの告知に使用されるのかな。前エドは次のアルバムはあるって言ってたし…
でも最大の懸念点としてKid AとAmnesiacの発売日を過ぎてるのに*1今のところ（2021/06/07時点）特にあれ以外の公式発表がないんだよね。つまりまだ記念盤が出るってこと確定したわけじゃないってこと。まあ出るんだろうけど。
（なんか個人的にはKid AメインでAmnesiacに未発表曲やデモを追加したやつとブックレットとかがついたデラックスボックスセットが出るんじゃないかと思ってる）
*1:Amnesiacの発売20周年記念日はまだすぎてませんでした
The Smileをもう一度落ち着いて聴いてみる(随時更新中)
The Smileを色々調べたり考えたりしながら聴いてみた
まだThe Smileのライブを聴いて1日経ってない。こういうのは早めに記録しといたほうがいいと思うから書いていこう。
全体的な雰囲気
このバンドの全体的な雰囲気はRadioheadで例えるとIn Rainbows的な感じだと思う。(少なくともKing Of Limbs以前)
ちょっとシンセとか入ってくるけどまだギターの荒さを感じられる。個人的に一番好きなRadioheadの時期と近くて好き。
あと、このライブを聴いてずっと思ってたけど全然3人構成って感じしない。普通にRadioheadって言われてもあんま違和感ない曲が多い。
曲ごとの感想
1. Skaiting on the Surface
この曲は今回のライブで唯一の既存曲だと思う。この曲はRadioheadの未発表曲？ライブでしか披露されてない。
聴き比べてみると、今回の方が面白い感じになっていると思う。個人的にジョニーのギターアルペジオが好きだからかもしれないけど。
2. The Smoke
この曲はグルーヴ感？が強い感じがする。（あんまグルーヴ感ってのがわかってない）
3. You Will Never Work in Television Again
この曲は結構激しい。 テンポも早く、爽快感がある。だいぶお気に入り。
4.Opposites
この曲はジャム的な感じがある？ドラムが相変わらずキャッチーすぎる。素敵。
あとこの曲が始まる前のMC好き。
『レディース＆ジェントルメン、私たちはThe Smileです。「ハハッ」ていう笑顔じゃなくて、あなたに毎日嘘をつく人の笑顔です。』
5. Panavision
ライブも半分ぐらい過ぎて、落ち着いた感じの曲。この曲はトムがシンセを弾いてる。トムの透き通る様な高音と相まって幻想的な雰囲気。
6. Just Eyes and Mouth
ジョニーの独特なギターフレーズが不思議な世界観を生み出している曲。エコーをうまく使ったギターサウンドが本当に素晴らしい。このギターにタイトなドラムが合わさって隙のない曲って感じがする。普通にお気に入り。
7. We Don't Know What Tomorrow Brings
うねる音が印象的な曲。
あとこの曲はサビにタイトルを連呼するタイプの曲。だからどうしたって話だけど。
途中(2番サビ前？)からトムがギターへ移り、より激しくなるところが個人的なお気に入り。
8. Thin Thing
最後の曲。
ジョニーのギターが特徴的。ジョニーのギターとトムの歌声ともう1人のトムのドラムがすごい情報量で流れ込んでくる。
最後に
いいライブだったと思う。
The Smileを聴いた初動
突然現れた新バンド
「レディースアンドジェントルメン、私たちはThe Smileです。『ハハッ』って感じの笑いじゃなくて、いつも嘘をついている男の笑いです」
RadioheadのThom Yorke、Jonny Greenwood そしてドラマーTom Skinnerからなるバンド、The Smileが突如発表された。この発表は初ライブとなるグラストンベリーの配信ライブが行われる10時間ぐらい(？)前の発表であった。
(この配信ライブ自体はトラブルとかで色々大変なことになった)
約35分間のライブの感想
彼らは現地(UK)時間11時にライブを行った。(日本時間朝7時)
ものすごい雑な言い方をするとバンド構成のオルタナティブなライブだった。まあギターやらベースやらドラムがあるからトムソロとかアトムス・フォー・ピースとかジョニーソロみたいにならないことはなんとなくわかってたけど。
もしRadioheadのギターロック的な側面が好きならこのバンドは気にいると思う。個人的には5人という大きめなバンド構成のRadioheadとどうしても比較したくなてしまう。しかしこのバンドは素晴らしい。トムとジョニーはギターやベースパートを曲ごとに使い分け少人数ながらも多彩な表現をしている。最近のRadioheadにはなかった激しさが気持ちいい。ジョニーのギターは相変わらず唯一無二の世界観を繰り広げている。トムの透き通る様な歌声。トム・スキナーのタイトなドラム。これからどんな音楽を世に出して行くのか楽しみである。
あとこの配信ライブの映像もすごく綺麗だった。
最後に
音楽を文章で表現する力がまだないからあまりうまく表現することができなかったけど良いライブだった。現在(2021/05/23 12:30)だと今日の午後もう一回あるっぽい。(The Smileはおそらく10時ごろか？ )
最初にも書いた通りこの配信は結構大変なことになっててチケット買わなくても見れる様になってた。チケット代はそもそもPAとかスタッフに当てられるっぽいから募金と思ってる…
追記
ちなみにThe Smile公式サイトとかSNSアカウントとかもあるよ。なぜかツイッターアカウントは鍵垢になってる。公式サイトのprivacy policy結構面白く書いてあるから英語に自信ある方はぜひ。
