全くの素人がRadioheadのOk Minidiscを全編聴いてみた。
目次
RadioheadのOk Minidiscについて
Ok Minidiscは2019年の6月初めにリークした音源の通称。
正確には2019年6月4日10:40am EST*1W.A.S.T.E. Central Discord*2にてmega.nz*3のリンクが貼られた。(その後、4chan /mu/などの海外掲示板で拡散されていくのである…)
Ok Computer時のセッション音源が収録されている。
全編通して聞くと大体17時間15分で非常に長い。
Ok Computerを作成していた時期(1995〜1997)に録音された音源の一部を聞くことができる。つまり、Ok Computerに収録されたもの以外も入っている。
この音源は本来公開されない音源であり、スマホのボイスメモのようなプライベートさ満載の音源が多数収録されている。
もう少し具体的な概要(仮)
現在執筆中…
Google Documentの翻訳OR要約を掲載予定…
Google Documentの見方
今回参考にしたGoogle Documentの見方一覧
これを参考にみんなも読んでみよう!!
- 色の意味
■-初期Ver/デモ
■-初期ライブ/サウンドチェック
■-未発表曲
■-その他(現在把握できていないが、意味がありそうなもの)
■-マスタリングされていない/最終アルバムミックス
■-おしゃべり/雑音/適当なジャム
- シンボル(絵文字)の意味
- 🤤 製作者のお気に入り
- ⭐️ 聖杯(レア/都市伝説的に存在していた音源)
- ✏️ ファンが名付けた曲
- 🌚 ベッドルーム・レコーディング(トムソロ)
- 📼 OKNOTOKリリース時のカセットに収録済み
- 利便性のために以下のような振り分け方している。
例)Lift 1-2 (San Francisco) [Live - 27 March 1996]
■-Disc番号
■-ヴァージョン番号(同一Discに同一曲がある場合、区別するため)
- その他
灰色の枠、時間表記がN/Aとなっている曲は公式Ver未収録。
太文字になっていない未発表曲はファン公認のタイトルがまだついていない曲。
- 以下Google Documentには表記されていないが、個人的に注記しておきたいこと
説明等でたまに見られる『u/〇〇〇〇』、『/u/〇〇〇〇』はRedditというSNSを使用する際のユーザー名。因みに『r/〇〇○○』、『/r/〇〇〇〇』はReddit上の特定のモノに焦点を当てたコミュニティーのこと。
SBD:Sound Board Directの略?
この記事について
この記事はそのOk Minidscを一通り聞いて描くメモ的なブログ。
一部いい加減な憶測や勘で書いています。ここでしか書かれていないことは基本的に憶測です。
あんまり音楽についての知識がない人が書いてるため曖昧な伝わりにくい表現があったりします。
私自身Radioheadの音源全てを知っているわけではないため、もうすでに有名なヴァージョン等について書いていたりします。
前述したとおり、この音源は非常に長いため途中で力尽きています。時間がある時にちょくちょく加筆していきます。
Radioheadが次のアルバム発売するまでにはもうちょっといい感じの形にしたいなあ…
あと、これを書いてる人はブログ自体も初心者だからいろいろ見にくいと思うけどごめんね…
この記事は以下のGoogle Document(8月15日に作成されたVer)が作成される前のVer(リーク直後に作成された第2版)を元にメモを取りながら聴いたもののまとめです。
(新しいの出てるの知らんかった)
今回タイムスタンプ等を参考にしたGoogle Documentは上リンクの41ページから始まる第2版です。
一応一部付け足したりして最新版に合わせようとはしていますが、抜け落ちている箇所があるかもしれません。
当ブログではリーク音源を公開しません。
また、リークの推奨もしません。
Disc一覧
※このブログはGoogle Documentをもとに書いてるため、MINIDISC [HACKED]におけるMD番号ではなく、Disc1~15という通しで書いています。
Disc 1
このDiscで一番の見どころ(聞きどころ?)は0:14から始まる”Exit Music / Life in a Glasshouse”だと思う。
この曲はタイトルから想像つくかもしれないがExit MusicとLife in a Glasshouseが1曲のように繋がっている!!
他には15:55から始まるフルバンド構成の”True Love Waits ”が収録されている。
Ok MinidiscのGoogle Document作った人たちはこれを「お気に入り」としていた。
他にも”I Promise”の初ライブ音源とか未完成の”Airbag”、”Electioneering”とか、トムの未発表ソロ弾き語り(メモみたいな感じ)とかある。
(トムのソロギターに関してはこのOk Minidisc通してずっとあるよ)
Disc 2
このDiscにもトム未発表ソロギターが多く入ってるよ。
このDiscの個人的な見どころは45:37から入ってる”Motion Picture Soundtrack”だと思う。
この曲はKid Aに収録されてる曲だけどもしOk Computerに収録されていればこんな感じなんだろうなって思えるロックのような感じに仕上がってる。
(もしかしたらすでにブートとかYouTubeとかで出回ってるかもしれんけど)
ちなみにこのDiscのOk MinidiscのGoogle Document作った人たちのおすすめは”Hurts To Walk (My Funky Cloak)”。(最新版のタイトルは”My New Clothes”)
Disc 3
このDiscは楽器のみのトラックが非常に多くて聴きどころはそんなにないと思う。
Nudeの未完成版が入ってるよ。
このDiscは1トラックが5分ぐらいのやつが多かった。
5分ぐらいなら普通って思うかも知んないけど、メモ的な感じになっていて面白味に欠ける。
例えるならフリーの音源とかセッションとかする時のドラムトラックのみを聞いてる気分。
あと、このDiscにはGoogle Documentの人たちが言うには「Sonic Youth風」 の曲が入っている。曲としては完成してる(?)けどRadioheadっぽさはあんまなかった(Publo Honey期っぽいって言われたらぽいけど…)
Disc 4
18枚もあるからこのDiscみたいに印象に残んないのも多くある。
このDiscのほとんどはリハーサルや未完成版などが主に入ってる。
Google DocumentによるとこのDiscには未発表音源はないらしい。
(このDiscだけの特徴だけじゃないけど時々バンドメンバー間での話し声とかが聞こえるよ)
Disc 5
このDiscの聴きどころは5:36から収録されてる”Paranoid Android”だと思う。
これはボツになった8分版のParanoid Androidで聞き応えはすごい。
途中の歌詞"Rain down~"の部分が"hallelujah"になっている。
決して悪い物ではないけどアルバムに収録されてる方が万人受けすると思う。
それ以外にも、このDiscには個人的に気になるところがある!!
43:41あたりに収録されてる環境音なんだけどね、
この環境音、なんとファミマの入店音なんだよねおそらく。あと鳥の鳴き声も入ってる。
それで聴いてて思ったんだけどこれって…
Disc 15に収録されてるLift(このリークの時に話題になったやつ)のイントロのとこで使われてね!?(LiftについてはDisc15のとこで詳しく?書いてるよ)
Disc 6
このDiscは異色。
最初の24分ぐらいは今まで通り音質の悪いレコーディングとかリハーサル音源がメイン。
しかし!
後半の10分はジェームス・ボンドシリーズのサントラが収録されている!
一応、下のリンクで 何が収録されてるか確認できるよ(英語)
※ちなみにRadioheadが公式でBandcamp経由でリリースした音源ではこれはカットされてる(これ以外のDiscでも著作権的に怪しいものはカットされてる)
Disc 7
このDiscでは比較的いい未発表レコーディングが多かった印象。
このDiscではGoogle Documentによると、
- 0:09 ”Leave your comments and reactions here”(トムソロ)
- 12:27 未発表フルバンドジャム
- 30:17 ”Airbag”(初期リハーサル、完成版よりヘビーな感じ)
が聞きどころらしい。
Airbagは初期リハーサルの段階ではイントロとか色々違うのがなぜか印象的だった。
(多分CD収録版との違いがはっきりしてたからだと思うが)
CD版だと最初の9秒ぐらいはディストションギターがメインな感じでそのあとクリーンギターが入ってくるんだけど、このリハーサルは最初っから両方のギターが入ってる。(ディストーションギターがちょっと違うけど雰囲気としてはそんな感じ)あとギターがめちゃくちゃ暴れてる。
あともう一つこのDiscで印象的だったのが17:56から収録されてる”Karma Police”
このヴァージョンはおそらくめちゃくちゃ初期の段階ではないかと推測される。歌詞、曲の作り共にCD版とはかなり異なる。
このKarma Policeでは歌詞(初期段階)の”This is what you get when you fuck with me”部分をCD(完成版では”This is what you get when you mess with us”の部分)より高く歌ってる。(この歌い方はDisc 8とか他のDiscでも確認できる)歌い方が高いと少しポップな感じに聴こえなくもない。
Disc 8
このDiscの前半はトムソロがメインで収録されている。
最初の方に入ってるトムソロはPublo Honey〜The Bendsの頃の面影が強く出てる感じ。
一部ワールドミュージックっぽさある。
9:21から始まるトムソロ若干Led ZeppelinのKashmirっぽさある。(ギターリフが)
このDiscの後半はライブ音源だけど、そこまで音質が良いものではないし完全に入ってない(途中で途切れる)曲も多かったからあんまり言うことない。
Disc 9
このDiscも特に言うことない。
今まで通り曲の試行錯誤とか日の目を浴びれなかったソロギターの曲とか。
強いて言うなら、24:33から始まる”Let Down”が10分ぐらいあって聴きごたえはあった。トムが言うには「ライブで弾くには難しいから変えた」らしい(Google Documentにそう書いてあった)
このDiscは今までのDiscの中でもOk Computer期に近いものだと思う。Ok Computerに収録されてる曲等が比較的CDに収録されたものに近い気がする。歌詞が異なったり、バンドで練習しているような音源もあり、完全にCDとは同じではないけど。
Disc 10
このDiscは3:52に”True Love Waits”、10:05に”The National Anthen”、13:13に”The Bends”が入っててなんか不思議な感じ。
3:52の”True Love Waits”はギターのエコー?グリッチペダル?みたいな感じのノイズが最初すごい入ってる。ちなみに途中で終わる。
10:05の”The National Anthen”は物凄いロックに仕上げられてる。(まるでYouTubeにあるロックアレンジカバーみたい)※カセットに収録されているものと同じ。
13:13の”The Bends”はCDと比べてゆっくりしてる。※このヴァージョンの"The Bends"は1997年のコンピレーション盤"Long Live Tibet"*4に収録されているヴァージョンと同じ。
Disc 11
このDiscはライブ音源が多数収録されてる。が 完全に収録されてるものは少なかった。
このDiscはしょっぱなから前衛音楽のようなものから始まる。※この曲はStockhausen*5のStimmung*6という楽曲の一部らしい。
また、このDiscにはツアーの移動中のバス内で録音されたと思われる音源も入っている。このような音源は世に出ることがないと思われれるため貴重だと思う、と同時に聞いてはいけないものを聞いているという意識が強く残った。
Disc 12
このDiscは主にOk Computer期のライブ音源を収録している。ここで収録されている音源は基本的にCD音源に近い。
Disc 13
このDiscは公式販売音源だと大分カットされている。(Google Documentによるとテレビの音源が収録されている。)リーク版は約50分あるのに対し、公式販売版は約17分である!
なぜかカセットにも入っている冷蔵庫のノイズまでカットされている。
カットされていない音源は主にトムソロ。
1:47(公式販売版は0:00)から始まるPalo Altoではトムとジョニーがコードの確認しているのが分かる。
Disc 14
このDiscのほとんどはデモ音源とライブ音源でできている。
0:04から始まる"Ed's Song"*7も結構興味深い。おそらく試行錯誤最中の音源か?マイクの音量等結構探り探り感がある。急にマイクの音量が大きくなるからびっくりした…
Hurts To Walk*8のDisc2とは異なるテイクが収録されている。比較的完成に近い段階にあったのではないかと思われる。この曲はもしかしたらB面等何かしらの形でリリースする予定だったのだろうか?
Disc 15 ※『Lift』が入ってるDisc
このDiscですよ皆さん!!あのLiftが収録されてるのは!!
↑ここでも語られてるやつです。
この曲自体はOk Computer OKNOTOKに収録されているが、このOk minidiscヴァージョンはもっとThe Bendsとかにあるようなディストーションの効いたギターの印象が強い。
Disc5でも書いたがこのヴァージョンの「イントロシンセ」(多くのメディアではそう書かれている)がファミマの入店音(をサンプリングしたもの)ではないかと思う。
あとこれ以外にも駅員の「ドアが閉まりまーす」や駅でたまに聞こえる鳥のさえずり(駅の盲導鈴)の音も聞こえる気がする。
ちなみにそう思う根拠として、Ok minidiscでは所々に日本ツアー時に録音した可能性のある環境音(主に駅構内のアナウンス等)が残されている、ということが挙げられる。具体的にはDisc5の43分あたり(鳥のさえずり、電車の出発チャイム、ファミマ入店音等)。
Disc 16
このDiscはOk computerの初期トラックリスト通りに収録されている。*9
別ミックスらしいが、あんまり違いがわからなかった。
このDiscはマスタリングされていない音源が収録されている。合計再生時間が1時間8分もある。
Disc 17
こちらは前Discと同じようにCDに収録されたものに近いミックスがされた曲が多く収録されている。
このDiscでは"The Tourist"と"Polyethylene Pt 2"がメインで入っている。ていうか、"The Touris"tと"Polyethyene Pt 2"が2回と"Fitter, Happier"、同じトムソロ2曲しか入っていない。
Google DocumentはこのDiscが27分という長さ及びマスタリングされていない音源が収録がされていることから、前のDiscの続きではないかとしている。
Disc 18
このDiscはトムのボイスメモ的なものだと思う。
外でアカペラで歌っている音源が多く入っている。
興味深いことに、25:45からはトムが映画Halloweenのヒロイン、ローリー・ストロードのテーマ曲*10に合わせてビートボックスをしている。
最後に
この記事は決していいものではないと思う。(内容的にも、文章的にも)
(個人的にはDisc10以降が酷かったと思うので時間があれば書き直したい)
でも何かしらの形でこの事件を日本語で残しておきたかった。
(一部ブログ、ニュースサイトで扱っているけどリーク直後のものしかなかったと思う)
将来、新たなRadioheadファンが こんな事件があったってことを知ってくれたら嬉しいです。
本来このようなリークは喜ばしい出来事ではありませんが、もう公式では聞くことのできない音源について何かしらの形で残しておくことが今できる最善ではないかと考えました。
これがきっかけでOk Minidiscの日本語Wiki*11が作成されたらこれ以上嬉しいことはありません。
こんなとこまで読んでくれてありがとうございました。
(i hope you are ok. thankyou for reading)
*1:日本時間:同日11:40pm
*2:Radioheadファンの集まるDiscordサーバー
*3:オンラインストレージサービスのサイト
*4:Long Live Tibet | リリース | Discogs
*5:カールハインツ・シュトックハウゼン、ドイツの現代音楽家
*6:Singcircleという合唱団によるパフォーマンス・ヴァージョン
*7:のちの"Lull"
*8:最新版Google Documentでは”My New Clothes”
*9:公式販売版では”finished mixes”というタイトルになっている
近況報告/最近買ったもの
いやー3ヶ月ぐらいブログに触れてなかったわ。
今年の始めにはThe Smileのライブ見たりしてたけどそれも結局記事にできず…
その後もThe Smileのアルバム発表されたけどそれについても書けなかったな、
今回は前回の更新から買ったものを紹介していくよ。
新しい順に紹介していくよ!
- Radiohead - Moon Shaped Pool (Record Store Day Drop Exclusive)
- The Smile - A Light for Attracting Attention
- V.A. - Help! A Day in the Life
- The Smile- You Will Never Work in television Again T-シャツ
- 最後に
Radiohead - Moon Shaped Pool (Record Store Day Drop Exclusive)
最近だとRSDでRadioheadのMoon shaped poolが帯付きで再発されたね
帯以外は2016年当初のレコードと同じっぽい(初回ホワイト仕様)
もうMoon shaped pool発売から6年経ったんだね…
The Smile - A Light for Attracting Attention
初ライブからずっと期待されていたThe Smileの1stアルバム。2021年のグラストンベリー・フェスティバルでのライブから約一年の時を経て発売された。
今回は国内盤とイエロー・ヴァイナルを購入。国内盤は解説があるからいいよね。
V.A. - Help! A Day in the Life
War Child Recordによるコンピレーションアルバム。2005年発売のリイシュー。
Radioheadもこのアルバムに参加している。収録曲は『I Want None of This』。
このほかにもGorillazの『Hong Kong』、Coldplayによる『How You See The World No.2』など様々。
この発売に併せてストリーミングでの配信も開始された。
War Child Recordsでは赤盤の限定盤も発売されている。
The Smile- You Will Never Work in television Again T-シャツ
2022年1月29日から30日にかけて行われたライブでチケットと一緒に発売されたもの。
おそらくThe Smileとして初めてのグッズか?
もう昔すぎていくらで買ったとかは忘れちゃった。
最後に
今回の記事はリハビリ的な意味も込めてかいた記事だった。
今後も記事を書くペースはすごい遅くなると思う。
それでもRadiohead関係、レコスケくん関係のニュースがあったら戻って来たいな。
(レコスケくんソフビ忙しすぎて全然買えなかったな…)
悲しみの返金
1月18日(火)
このブログを書いてもはや2ヶ月ぐらい。
77日もどこかを彷徨った荷物は完全になくなった。
日本時間で2022/01/18の昼過ぎにメールを送ってその日の8時ぐらいにはメールが返ってきた。
返金されたんだけど、世の中には為替ってもんがあって結果的に100円ぐらいは完全になくなった。
その金でThe Smileのライブ観よう。
The Smileの1stアルバムが発表!
Hi all, a little update. The Smile album is at the track-listing stage (6227020800 possible song orders)
— The Smile (@thesmiletheband) 2022年1月5日
Until that’s settled here's ‘You Will Never Work In Television Again.’: https://t.co/gbLd5LV70g pic.twitter.com/Zz4qM4KP2r
去年の5月にライブを行ったThe Smile。その後バンドとしてはほとんど音沙汰はなかった。(トムとかジョニーはインタビューでバンドについて喋っていたことはあったが)しかし、日本時間2022/01/06に突如バンド公式ツイッターが更新された。
このツイートの中で
The Smile album is at the track-listing stage (6227020800 possible song orders)
といっている。つまりThe Smileのアルバムは曲順を決める段階に来ているようだ。しかも、その曲順は6227020800通りあるらしい。6227020800通り、つまりは13!、13曲ある。
2021年にThe Smileが披露した曲
The Smileが2021年5月にやったライブでは8曲やった。
- Skating on the Surface
- The Smoke
- You Will Never Work in Television Again
- Opposites
- Panavision
- Just Eyes and Mouth
- We Don't Know What Tomorrow Brings
- Thin Thing
また、2021年10月にイギリスで行われたLetters LiveでトムがThe Smileの曲を一曲披露している。
Free In The Knowledge
つまり現時点でこの9曲は収録されるってことかな?
めちゃくちゃ嬉しいです
昨日、年末のまとめ的な記事を書いたけど一年の最後の最後にめちゃくっちゃ嬉しい出来事が起きた!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
それは…
昨日あげレコスケくんの記事が作者である本秀康先生に取り上げてもらえました!!!!!!
すごい嬉しい!!!!!
レコスケくんのややこしい単行本収録状況をめちゃくちゃ詳しく調べてくださっている!参考になるな〜。ありがとうございます! https://t.co/ppBGUrDVPV
— 本秀康 (@motomotohide) 2021年12月30日
頑張って今まで持ってなかった増刊とかレココレとか集めた甲斐があった…
本当にありがとうございます!!!!!!!!!!!!!!!!
普段こんな感じの記事書かないけど心臓バクバクするぐらい嬉しかったので書くっきゃねえ!!
『レコスケくん』単行本ガイド(2016年以降の掲載話も)
レコード漫画としては唯一無二の知名度を誇る漫画、『レコスケくん』
この『レコスケくん』を読みたい人向けに自分が分かってる限りの情報をまとめた。
※ミュージック・マガジン社以外から出版されたものはほとんど把握できていません。
レコスケくんの単行本(全てミュージック・マガジン刊)
レコード・コレクターズ増刊『レコスケくん』(2001年)
『増刊』
この本は初めて出たレコスケくんの単行本。この単行本は後に出版される単行本の母体となるような単行本である。この本の特徴はボーナス・トラックとして、『レコスケくん』以外の音楽関係漫画が収録されている。その中の「いとしのレイラの巻」以外はこの単行本以降のバージョンでは収録されていない。
レコスケくん COMPLETE EDITION(2007年)
『COMPLETE EDITION』
この本はタイトルの通り、この上の『増刊』の完全版のようなものである。しかし、厳密に言えばこの『COMPLETE EDITION』にはなく、『増刊』のみに掲載されている話(ボーナス・トラック)もあるため、なんとも言えない。
また、今回紹介した3冊の中でこれにしか載っていない話がある。それは2006年『SPARKS GUIDE BOOK』に掲載された『ディス・タウン』である。(あまり音楽に関係のない話なので20周年の時はカットされたのかも?)
さらに、この本の最大の特徴は「さすらいのレコスケ」がミュージックマガジン1997年1月〜12月号に掲載された時の完全復刻で掲載されているという点である。このヴァージョンの「さすらいのレコスケ」は当時のミュージックマガジンかこの『COMPLETE EDITION』でしか読めないレアなレコスケくんである。(『たのしい人生』(98年、青林工藝舎刊)でも同じように掲載されているらしいけど、タイトルイラストを含む全て完全復刻はここが初出?)
また、97年頃の絵柄で書かれた「レコガール登場(後編)」はおそらくこの本でしか読めない?
レコスケくん 20th Anniversary Edition(2016年)
『20th Anniversary Edition』
現時点での決定版。
『レコスケくん』誕生20周年を記念した本。2016年時点のほぼ全てのレコスケくんを読むことができる。一部収録されていない話(これ以前の本参照)もある。けれども、基本的にこれさえあれば大体のレコスケくんを読むことができる。
表紙等のデザインも大きく変わった。
単行本未収録のレコスケくん
ここからは現時点(2021年12月)で単行本に掲載されていない、レコード・コレクターズに掲載された『レコスケくん』をまとめていく。
レコード・コレクターズ 2017年4月号
- ポール、泥時代からの脱出の巻
ジョージ・ハリスンについての特集があるが、今回はポールの『フラワーズ・イン・ザ・ダート』のアーカイブ・コレクション記念漫画。
レコード・コレクターズ 2017年6月号
- レコスケくん改名宣言の巻
『サージェント・ペパーズ・ロンリー・ハーツ・クラブバンド』50周年記念漫画。この回は厳密には「勅使河原彦左衛門くん」
レコード・コレクターズ 2018年12月号
- 「ドント・パス・ミー・バイ」の巻
『ザ・ビートルズ』(ホワイト・アルバム)50周年記念漫画。リンゴにフォーカスしてる。
レコード・コレクターズ 2019年10月号
- 『アビー・ロード』の足並みの巻
『アビー・ロード』50周年記念漫画。ジョージにフォーカス。
最後に…
本文中にも書いたが、レコスケくんの入門としては『20th Anniversary Edition』(16年)を買えばレコスケくんをほぼ全て網羅することができる。が、熱心なレコスケ・コレクターは初の単行本でありレコスケくん以外の話も収録されている『増刊』(01年)、初期の完全復刻や「ディス・タウン」の収録された『Complete Edition』(07年)も併せて買う必要があるのでは…?
ここまで色々書いてきたが、2007年以前の詳しいレコスケくん出没情報はレコスケくんの作者でもある本秀康先生の公認ファンサイト『おもしろ帝国』の『おもしろ博物館』を参照してください。(2007年ごろ?に更新を停止している?)
あとレコスケくんグッズとしては2001年から毎年出ている『レコード・ダイアリー』があるし、他にもアーティストコラボやレコ屋コラボ等もある。さらに言えば『レコスケくん』の作者、本秀康さんが設立したレーベル『雷音レコード』にも多数のレコスケくんカメオがある。
[RHION]雷音レコード|イラストレーター/漫画家の本秀康によるレコード・レーベル
今年はレコスケくん連載から25周年。今後レコスケくんはどこに出没するのだろうか…
追記:2022年9月レコスケくん出没!
レコード・コレクターズではないが、2022年9月に発刊された『ムービーマヨネーズ3』にてレコスケくんの新作が掲載!!!!
久々にレコスケくんを描きました。『ムービーマヨネーズ3』に〈僕の「アザー・ミュージック」の巻〉、載ってます! pic.twitter.com/98ciwpgptz
— 本秀康 (@motomotohide) 2022年9月11日
ムービーマヨネーズ 3号 [特集]映画とお仕事
- 僕の『アザー・ミュージック』の巻
この話は『COMPLETE EDITION』掲載の『ディス・タウン』に似た特定の音楽についてではなく、レコード屋についての話。
年末の総括的な記事
自分にとって2021年に起きた音楽関連の出来事をだらっと書いていく記事。
今年もやはり簡単にはいかない一年だった。ライブも全然行けなかった。
今年行けたライブは3markets[]のライブ2回とカネコアヤノぐらいかな?
だけど今年は音源的には豊作だったように感じた。
洋楽ではWeezerのOk Humanが個人的ベスト。
邦楽ではカネコアヤノのよすが、東京事変の音楽のどっちかで悩む。
あと今年東京事変色々出し過ぎ、めちゃくちゃ出費すごいことになった。
今年は1991年の30年後、2001年の20年後、あと去年が1970年の50年後という年でもあり周年記念盤も多数出た。個人的にはGoerge HarrisonのAll Things Must Passが豪華でアニバーサリー感強くて良かったと思う。
ちなみにだけど、まだKid A Mnesiaは届いてないよ。
↑この記事早く更新したいです
『今年の買って良かったもの』的なことしたかったけど、今年これといって買い物をしてないから書けなかった。
強いていうならカネコアヤノのレコード3枚かな?
個人的に気になる今月〜来月発売するレコ・CD(12月、1月)
個人的に気になるレコやCDをまとめておくメモ的な記事、今回は2021年12月〜2022年1月分。
12月発売
3日 - Marvin Gaye 『What's Gonig On』
Marvin Gayeの名アルバム『What's Going On』が180g重量盤でリリース。2枚目には様々なボーナストラックが収録される。Marvin Gayeの入門として買っときたい。
8日 - 東京事変 〜生産限定盤 再プレス〜
本来は9月29日に発売された東京事変のアナログ盤の再プレス。さらに言えばこの再プレスは来年の2月に発売予定だったが早まった。
『音楽』は買えたがそれ以外買えてないから『教育』『大人』『娯楽』あたりはすでに予約済み。『スポーツ』『大発見』は買えたら買う。
15日 - NUMBER GIRL 〜THE MATSURI SESSION DVD・Blu-ray〜
今年の5月に日比谷野外音楽堂行われたNumber GirlとZazen Boysのツーマンライブが早速円盤化。当時いろいろ忙しくて見れなかったから手に入れておきたい。
オフショット、インタビュー収録。
22日 - 東京事変 『総合』『Prime Time』
ベスト盤初めてだっけ?って思ってたけど、『東京コレクション』はライブベストアルバムだった。
生産限定盤を買うつもり。ユニバーサル限定版はちょっと高いから今回はパス、若干カセットプレーヤーは気になるけど。9日のアナログといい今月は東京事変尽くし。